『転移・再発乳癌が治らない』は本当か
転移再発乳癌でも治療によりその全てが消えて、その後長期にその状態を維持されている方はたくさん居られる。
いわゆる標準治療ではその様な方は殆ど見られない。
標準治療のゴールが『根治』ではなく、『延命』である限り、その結果は最終的に殆ど皆同じになる。
(日本の大学病院やがんセンター33施設のステージIV乳癌の5年生存率40.8%, 全がん協のデータより)
根治を目指せば、自ずと治療は異なってくる。
同じ治療(保険診療で認められている治療)を行っても、使う順序、量、組み合わせ等が異なれば、結果は全く違ってくる。
転移・再発乳癌でも、治る人は少なからずおられます。
ただ、いわゆる標準治療の順序で治療された方で治る人は殆ど居られない。